2012年01月25日

JHOP CAD free その2

あれからJHOPのサイトを調べてみたのですが、
どうやら個人会員では3Dのサービスは受けられないようです。
法人登録された、住宅関連企業へのサービスという事のようですね。
折角なので、3D化は手持ちAD-1でやってみることにしました。
JHOP CAD free で作ったプランデータは、AD-1で読み込むことが出来ました。
AD-1で屋根伏せ図・外構図・外部意匠・外観パースの機能を使って、
外観パースを作ってみました。
コンパクトな間取りなんで、貧弱なボリュームでは外観が面白くないので、

カラフルな北欧風で、ボーダーや窓飾り枠など付けてみました。

ス○○○○ンハウスで無くったって、日本の建材の技術で、
高気密・高断熱な省エネルギー住宅は作れますから、
そういう雰囲気やイメージの欲しい人には、こんなプレゼンは有りかも。

 
外観01.JPG
 
ニルス02B

外観パースを作るには、屋根形状の指定が出来ないと外観が決まらないです。
敷地と外構・エクステリアのレイアウトは必要です。

 
 
posted by らいあ at 23:53| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

JHOP CAD free

JHOP CAD free をインストールして、使ってみました。
私はAD-1のユーザーなので、このCADの操作はAD-1と全く同じな為、
操作マニュアルを必要としませんが、初めての方でも少し練習すれば、
簡単に操作できる、非常に解りやすく操作性の良いCADだと思います。
グリッド上に壁を配置していき、囲われた領域に部屋名を指定して、
建具や家具を配置するだけで、平面図と同時に立体空間が出来上がります。
あとは屋根さえ描ければ外観も形作ることができます。
少し前なら屋根伏せ図を描く機能があったようですが、今は搭載されていません。
プラン図が完成したら、平面図・ウィークスルーデータを自動生成できます。
このJHOP CAD free には図面編集機能として、KING CADという、
本格的な2次元CADシステムが搭載されています。
プラン図からのデータ利用して作図するのですが、
この機能単体で2次元の作図CADとして使用することができます。

これだけの機能が無償で使えてしまうと、その先の3次元化や積算、
立面や断面、詳細図面など、オプション料金を払って自動作図したくなる・・・
そんな狙いがあるのでしょうか?
クラウドサービスなんて、まだまだ先の事と思ってましたが、
住宅業界の中でこんな身近に存在していたのはビックリでした。
この先、どうなっていくんでしょうね。

 
JHOP-EXP-PLAN01JHOP-EXP-PLAN02
JHOP CAD free を利用して、平面図を描いてみた。
プラン図が完成したら、画像出力でプレゼン用平面図が生成される。
 
JHOP-EXP-PLAN03

今度はプラン図から平面図の自動作成を行い、図面編集(KING CAD)へ渡し、
CAD図面としてデータ出力することが(もちろん編集も)できる。

 

面積計算は面積用を作ってくれる。
テキストデータで出力するから、こうして文書にすることも可能。

  
建築面積 55.00 ㎡ ( 16.64 坪)
1F床面積 55.00 ㎡ ( 16.64 坪)
2F床面積 49.00 ㎡ ( 14.82 坪)
延床面積 104.00 ㎡ ( 31.46 坪)
工事施工面積 104.00 ㎡ ( 31.46 坪)
 
 
posted by らいあ at 10:59| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

JHOP クラウドサービス

最近気になっている、新しいシステムを取り入れた住宅関連サイトを紹介します。
クラウドサービスを取り入れた、JHOPというサイトです。
 

JHOP(ジェイホップ)とは、NECが運営する住宅関連インターネットサービスで、
住宅関連企業にクラウドサービスを行う、先進的なシステムです。
企業だけでなく、一般の人も利用可能で、そのサービスの中に、
無料で使える間取作成ソフトの「JHOP CAD free」と言うのが有ります。
JHOP CAD free は間取り図を入力するだけで内観パースを自動的に作り、
ウォークスルーで動かして観ることができます。
オプションサービスで屋根を付けて外観を完成させて動かすのも可能です。
作成した間取り図は図面編集のCADソフトへ渡し、1/100の平面図を自動生成します。
このCADソフトは習得すれば十分に使える性能のものであり、
全体としてのJHOP CAD free は、実務使用にも有効だと思います。
それが、一般の個人が無償で利用できるので、これまた驚きです。
このシステム、実は「MADRIC AD-1」という建築(住宅)系統合ソフトを、
JHOP用に機能を限定・分離して、クラウド利用できるようにしたものです。
AD-1はオプションを増やすと高いシステムになりますが、
必要な時に必要なオプションだけを安価に利用できるようにしたのが、
このJHOPでのCADサービスで、最終的には積算・見積の先の、
部材発注までこのシステムで出来るということのようです。
今の所、住友林業との提携で、関係先に広めているようですが、
一般工務店も無料入会で利用できるので、ちょっと面白そうです。
「JHOP CAD free」について、後ほどまたレポートしたいと思います。

JHOPのサイト
http://jhop.jp/index.html

posted by らいあ at 13:48| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

メーターモジュール グリッド

 メーターモジュール用のグリッドシートは無いのかとのリクエストがあり、
だれでも簡単に作れる方法で作ったのをアップします。

LibreOffice(リブレオフィス)というフリーウェアのオフィスソフトがあります。
そのなかで「Draw」というドローソフトを使うと簡単に作れます。
LibreOfficeをインストールしたら、最初の起動画面で「図形描画(B)」を選び、
Drawを起動します。
メニューの「ツール」の「オプション」のLibreOffice Draw →罫線を選び、
「グリッド線で位置合わせ」、「グリッド線の表示」にチェックを入れ、
解像度を縦横1.00cmにして、OKを押します。
下のメニューから「線」を選んで縦横に引いていきます。
1㎝のグリッドにスナップしますから、コピー&ペーストで増やしていけます。
外枠は四角図形を作図し、中を透明で外周線だけにします。
全体を選んで色を変えます。
薄い色でプリンタでかろうじて印刷される程度でよいと思います。
線の太さは0.00cmのままでいいですが、数値指定ができます。
頑張れば、このDrawで平面プランの作成も可能です。
フリーソフトなのにとても便利です。

A4_1,000mmグリッドシート

posted by らいあ at 23:10| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

モジュールとグリッド


日本の間取りについての、アメリカ人のジョンさんとの話から。
も15年以上昔の話なんですが、私とジョンさんは同じ事務所で、
外人住宅の設計をしていました。
部屋の大きさを決めるのに、メートルやフィートで話すとややこしいので、
「○○帖ぐらい」と言うと、ジョンさんは少し考えてから解ったようです。
“○○帖”という話は事務所の所長ともするし、グループ企業内の他の社員とも、
帖数で話をして、その空間サイズはお互いに理解します。
ジョンさんが言うには、「日本人はみんな、帖数で空間の広さを共通認識している。
6帖と言えばだれでも、ああ6帖かと解る。これは凄いことだ!」との事。
ジョンさん自身、日本のマンションに住んでいるので、
自宅の和室の畳の枚数から、部屋の大きさを思い浮かべたのでしょう。
ただ、自宅と奥さんの実家とでは畳の大きさが違うので、
どっちが正しいのかと聞かれましたが、どっちも正しいとしか答えられませんでした。

住宅(建築)の場合の部屋の大きさを決めるのに、モジュールと言う概念を利用します。
基準となる基本寸法単位を予め決めておき、その単位(モジュール)に従って、
大きさを決めていきます。
日本では昔から尺という寸法が使われていて、畳1枚のサイズが、
3尺x6尺(910mm x1,820mm)であることから、910mmを基本とする“尺モジュール”が使われます。
しかしこれは新間とか江戸間と呼ばれる畳のサイズを基にしていて、京間や関西間など、
少し大きい畳の旧間というのが存在し、淡路島では今でも使われています。
また、団地間と呼ばれる少し小さい畳も使われていますので、本当は何帖だけでは広さは解らないです。
「6帖やけどマンションやねん。」「ほなちょっと狭いなぁ。」
こんな感じで、大体の空間イメージは伝わっているのでしょうけど。
ジョンさんの場合はこれらを無視したマンションのオリジナルの畳サイズかもしれません。
淡路島では旧間(985mm)に近いこともあって、“メーターモジュール(1,000mm)”をおすすめしています。
最近では住宅メーカーやフランチャイズ系ビルダーが多く採用しています。
海外では北米の1,218mm(4フィート)や、ヨーロッパやオセアニアでは1,200mmが使われているようです。
そして、このモジュールを基にグリッドを引き、そのマス目を利用して間取りを作ることで、
プランニングがやりやすくなります。
これらの寸法に合わせて建材の寸法も決められるわけですが、
日本の場合は壁心から壁心で寸法を取るので、建材寸法は壁の厚みだけロスが出たりします。

日本(少なくとも阪神間)での外人住宅(不動産で言う)は1,200mmモジュール(壁心)を使い、在来工法で建てます。
参考プランをご紹介します。


外人住宅参考1F外人住宅参考2F

モジュールという単位にしたがってグリッドを決め、
そのマス目の大きさで広さを決めながら、間取りを作っていく。
それだけなら、設計者でなくても、誰でもできることです。
実際にやってみると、面白くて楽しいと思います。
A4サイズの910mmのグリッドシートを上げておきます。
印刷して使ってみてください。

A4_910mmグリッドシート

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posted by らいあ at 10:49| Comment(0) | 建築 | 更新情報をチェックする