こちらのブログ、ずっと更新せずです。
何度も見に来られた方、すみません。
ホームページの方も、作りかけのままです。
ちゃんとしないといけないなと思いながら、
日々忙しく、後回しが続いております。
まずはブログから、少しでも発信していきます。
先日、イサム・ノグチのコーヒーテーブルを納品させていただきました。
有名なテーブルですが、大変古いデザインの為に版権が無くなっているので、
リプロダクトとかジェネリックといった言葉で表現されるところの、正規品以外の商品が多く出回ってます。
版権がないのであれば、正規品とリプロダクトを分けるのはおかしいのかもしれませんが、
正規品はその版権のある時から製品化され、正規に販売されていたもので、
デザインされた時からずっと長く作り続けられてきました。
今回納品させていただいたのは、スイスvitra社が制作したもので、
一応正規品と呼ばれているものです。
天板ガラスにはイサムノグチのサインがエッチングされています。
このような加工は、このvitra社と、大元ハーマンミラー社の商品に刻まれています。
正規品とリプロダクトの違いは、ネット検索していただくとして・・・
実物を目の前にし、これが70年以上前にデザインされたものかと思えないほど、
古さや違和感を感じず、とても新鮮に写ります。
このあと、このテーブルの前で、床に座ってお茶を頂いたんですが、
ソファに座らなくとも抵抗感のない、座卓のような感覚は何だろうかと思います。
天板ガラスのおむすび型の曲線は、人の体がテーブルに招き込むようにも思います。
足は同じ形状のものを上下反転に使い、アルミの心棒1本で繫ぎ、
その上にガラス天板を乗せているだけのシンプルな構造です。
あまりにも有名な、イサム・ノグチのコーヒーテーブルです。
こちら、先に納品させていただいた「堀江スツール」。
足が同じウォールナットで違和感なく収まったかな?
スタッキングや連結も楽しい。