集成材は、ラミナと呼ばれる板材を張り合せることで材に厚みを持たせ、
部材寸法を確保する木質材料です。
たとえば柱なら5枚(4枚や6枚もある)の板を張り合せて、柱の断面と同じ寸法にします。
梁に関しては背が高くなるので張り合せる枚数が増え、
長さが必要な場合には、フィンガージョイントで板を縦に接いだものを張り合せます。
集成材は無垢材の「反る・割れる・狂う」などの欠点を貼合わせにより補完し、
欠点の少ない木質構造材として重宝されます。
作る手間はかかるのですが、原材料が安いため、
木質構造材としては無垢材に比べてリーズナブルな建材となっています。
また、木材資源を有効に活用するのでエコだとも言われてるようです。
当社では構造材に集成材は、基本的には使用しませんが、
否定しているわけではないので、ご希望があれば集成材に対応します。
集成材は同じ厚みの板材を張り合せ、目的の断面サイズにします。
フィンガージョイントという、木材の接続方法です。
梁材は距離が長くなると、縦につないだ材を使います。
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