2012年01月01日

新年、

あけましておめでとうございます。

昨年末から書き始めました、「LIA Design Shop の倉庫」ですが、
読んで下さる皆様に、”お得な情報”が発信できればと思います。
そして、少しでも、LIA Design Shop に興味を持っていただけます様、
書き込みをしていきたいと思います。
今後とも、当ブログサイトをよろしくお願いいたします。

LIA Design Shop
瀧川 淳

ライアデザインショップ
(ライアデザインショップ一級建築士事務所)
〒656-0513 兵庫県南あわじ市賀集野田679-1
www.lia.jp    info@lia.jp
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2011年12月28日

キッチンから生ゴミが消える!

「キッチンから生ゴミが消える!」
そんな事が本当に可能になったら、どんなに便利でしょう。
昔(今でも)、アメリカ製のディスポーザーなる生ゴミ粉砕機がありました。
キッチンシンクの下に取り付け、生ゴミをシンクから投入し、
離れた所からスイッチを押すと、そのディスポーザーが動き、
投入した生ゴミを、何でもかんでも粉々に砕いて、
それを水で流して下水道へ放り込むという物。
ご家庭では便利な道具ですが、流された生ゴミは一体どうなるのでしょう?
最終的には下水処理場に到達し、分解処理されますが、
それは余分な処理物で、もしそんなのがどんどん増えて行ったら、
下水処理場の処理能力をオーバーするかもしれません。
そんな事から、ディスポーザーが問題視され、対応した処理施設が無ければ、
設置することが出きなくなりました。
今現在で設置されている所は、それを標準装備とする事で、
付加価値を付け、対応した下水処理施設を設けたマンションであったり、
下水処理能力があってそれを認めている一部の自治体だけです。
でも最近、愛知県の或る市で、ディスポーザーが禁止となり、
取り外しを余儀なくされたという話を聞きました。
何がいけないのでしょう?
下水処理場に負担をかけるからです。
それ以外に下水設備のメンテや衛生面、富栄養化の問題など、
あまり環境によろしくない装置です。
ディスポーザーの中にスプーンを落とすと止まったり壊れたりします。
あやまって指を突っ込むとどうなるでしょう?

神戸で外人住宅の企画・設計の会社に居た頃の話です。
不動産業界で一般に外人住宅と言うのは、日本で働く外国の政府や企業の、
エグゼクティブの為の一時的な滞在の為の賃貸住宅の事を言います。
外国人が使いやすい様なプランや装備を備えるのですが、
外国人と言っても、大半が欧米系、特にアメリカ人が多いので、
アメリカ人向きの間取りや装備を備える事になる為、
部屋も大きく、設備も大がかりになってきます。
主寝室には風呂トイレが付随し、家族用とゲスト用のトイレや、
場合によってはお風呂もそれぞれに付随する場合がありますし、
リビングに暖炉が付き物で、キッチンには700lクラスのアメリカ製冷蔵庫、
ヨーロッパの厨房機器や輸入のシステムキッチンが備え付けられ、
そして必ず、ディスポーザーが設置されます。
「大は小を兼ねる」という、賃貸を貸す側の考えです。
一度、外人住宅に住まわれるヨーロッパ系の方に怒られたことがあります。
「どうしてこんな無駄な家を作るの?近くに生鮮食料品を売るスーパーがあるのに、
こんな大きな冷蔵庫は電気代が無駄じゃない!」
ごもっともでございます。
ディスポーザーも使わず、仕分けしてゴミに出していると言ってました。
これ、アメリカ的な装置の様です。
でも、あの広い国土で、下水が完備された場所って、ごくわずかしかない。
ほんとにアメリカでも、みんな使っているのかな?

ところで、
安全で環境にやさしいキッチンシンク直結の生ゴミ処理機って...
あるんです!
この下の映像をご覧ください。

バイオの力で、水と炭酸ガスに分解してから、下水処理されます。
下水に負担をかけないどころか、むしろ軽減しています。
シンクピア http://www.sinkpia-j.co.jp
こういう物なら、ヨーロッパ人も納得かな?
私も生ゴミに関しては、あちらでいろんな取組をやってきましたが、
便利さを優先すると、ここに行き付きました。
もっとも、生ゴミ出さない努力が第一ですけれど。

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posted by らいあ at 13:29| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2011年12月23日

薪ストーブの白い煙

自宅で使っている薪ストーブの事です。
使用開始から、着火やメンテナンスの話は、「諭鶴羽の麓に暮らす」に書きました。
使いだして4回目の冬を迎えたのですが、慣れてくると少しオオチャクになります。
煙突から白い煙が目立つようになりました。
薪ストーブに問題があるわけではないのです。
薪の管理が悪くて、あまり乾燥していないものを燃やしてしまいました。
燃料の薪はすべて自家製で、自家や近隣の知人所有の山から、薪を採っています。
今年の薪は、椎茸のホダ木用にコナラの大木を倒してきました。
ホダ木には枝部分を使い、太い幹は割って薪にしようと玉切りにしておきました。
暇な時に割ろうと思いながら、放置したまま雑菌が入ってしまい、
それでももったいないから、今更に割っては直ぐに薪として使ってます。
こういう作業はしっかり早めにやっておくべきことですね。
来年はこういう事のないよう、早めに準備しておきたいものです。
しかし、一般に薪は安価に手に入るものじゃないですから、
自家分だけでなく、薪を生産しストックしていく事も考えなければなりません。
当方、薪ストーブを提案し、設計施工させて頂いている以上、
薪の入手についても、お世話していかなければならないと思っています。

煙突の白煙
白煙が上がるのは、水分の多い薪のせい。
煙突の向こうに見えるは薪の山。
その山も年明けから猪鹿柵を設けることになりました。
人が山へ入ることで猪や鹿が近づかなくなり、薪やホダ木に木を伐れば、
それが資源として活用でき、山の木を間引くことにより、林床が明るくなって、
多様な動植物が生息できるようになる。
里山保全で雇用を生み出せれば、一石二鳥にも三鳥にもなるのに・・・
あちらのネタですね。(^_^)


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posted by らいあ at 20:42| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

卓袱台

コタツが売れているようです。
やっぱり日本人なんですね。
卓袱台は姿を消してしまったのに。
最近、住宅の業界では、外国のように長持ちする家を作ろうとする動きがあります。
環境への意識の高まりも後押ししてるでしょうし、
100年住宅、長期優良住宅など政府の方針も「ストック」を打ち出してきています。
よく言われるのが、外国の家は100年も200年も住み続けるのに、
日本はほんの数十年しか住めない住宅を建てている。という事。
昔はそうではなかったんですが、高度成長と共に住宅メーカーが現れ、
住宅を工場で生産して、商品と化してしまいました。
それに付随して、新建材が登場し、結果として長期に耐久性を望めないものが、
普及してしまったのだろうと思います。
新建材=長持ちしない、とは限りませんが、
それまでの建材は長く使われてきたものです。
ですから、もう一度そういった良質の建材を使って、
長持ちさせて使い続けて行こうとしているわけです。
でも、古い家を潰して新建材の家に建て替えてきた理由が他にあります。
“グローバル化”とでもいうか、それも一つの要因と考えられないでしょうか?
ようするに、日本の生活様式の洋風化に伴って、既存の生活空間ではやりにくなって、
直して使うよりは建て替えてしまうほうが手っ取り早い方法だったのでしょう。
今、卓袱台で食事をする日本人がどれだけいるでしょうね。
星一徹の様な熱血頑固オヤジも消えてしまいましたが。
卓袱台に代わりダイニングテーブルが普及するのですが、
どうやらGHQ指導の下、農村の生活改善として、農家から取り入れられたそうです。
確かに、野良仕事の間で土足のまま土間で食事が出来れば楽ですかね。
だが、日本人はダイニングテーブルは受け入れても、土間生活は受け入れなかった。
その為、畳をフローリングに替え、流しも床上にする必要が有ったのと、
家族にもプライバシーが必要という考え方が入ってきたせいで、
洋風生活の家に建て替えていったんじゃないでしょうか?
いくら洋風化しても、日本の良さは残っているし、
逆に日本から他の国に影響を与えたものも沢山あります。
そんな事をよく考えて、古民家の改修も、次世代の住宅も、
取り組んでいきたいなと、ふと思いました。
「サザエさん」が終わると聞いて、またひとつ卓袱台の風景が消えるのかなと...

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posted by らいあ at 15:54| Comment(0) | 住宅 | 更新情報をチェックする

2011年12月13日

サイディングを塗壁にリフォーム

新建材と呼ばれるものがあります。日本の住宅産業が作り上げた工業化製品。
どういった定義をすればいいのか解りませんが無垢じゃないもの、
人工的に作られたものなどでしょうか?
集成材・フローリング合板、アルミ建材(一応無垢ですが)、
そしてサイディングなどでしょうか。
外壁材はサイディングと呼ばれるセメント系の形成板が主流になっています。
鋼板に断熱材を施した金属系サイディングも増えましたが、
コチラはそれに対して窯業系サイディング材と呼ばれています。
この窯業系サイディングは表面の凹凸や塗装(印刷)を変えるだけで、
塗壁風・煉瓦積風・石や木の表情など、様々なデザインが施せます。
色んなデザインの物があり、それを使って色んな表情を演出する事ができます。
但し、それはあくまで本物のように見せた擬似的な物であって、
経年変化によっては塗装が風化してしまい、新築時の表情を失う事になります。
では、再塗装すればいいわけなのですが、同じ表情の塗装は不可能です。
塗装と言うより印刷と言った方がいいと思いますが、
今の技術ではそれを現場で行う事は出来ないのです。
どうなるのかというと、例えば煉瓦模様のサイディングだとしますと、
煉瓦に目地が入っているように表面に凹凸があり、
凸部は煉瓦の色、凹んだ目地には目地の色が付いています。
現場で再塗装すれば煉瓦も目地も無く、1色の塗料で塗るしかありません。
煉瓦の目地の凹凸が残る1色塗りになります。
又、サイディングには材の寸法や施工方法にもよりますが、
大抵は継手に目地があり、それは模様とは関係なく入っていて、
どんなに本物そっくりの表情であっても、その目地でサイディングと解ります。
目地にはシール材が使われていますが、付付部分をコーキングという場合もあり、
コチラは10年に一度は打ち直す必要があります。
さて、このサイディングですが、いつか再塗装することになって初めて、
最初の模様にならない事を理解できている人はどれ位いてるでしょう?

最近、サイディングのリフォームで、上から塗壁に変えた事例があります。
施工から2年たちましたが、クラックなど入ることも無く、
最初から塗壁だったかのように佇んでいます。
サイディングの上から塗壁にする建材は幾らかありますが、
下地のサイディングの継手の処理の仕方で、その部分が痩せてきて、
何年かすると、下地の継ぎ目が浮出て(実際には凹んで)きます。
仕上材よりも下地処理が大事です。
下地処理がキッチリできれば、弾性の少ない珪藻土なんかも使えます。
こんな方法も、サイディングの再塗装の一つです。

医院外壁改修前
改修前は煉瓦模様のサイディング。継ぎ目がよく目立つ。

医院外壁下地処理
煉瓦模様の下地処理で、表面をフラットにします。

医院外壁塗替完了
仕上材はなんでも大丈夫ですが、耐久性のある高弾性水性アクリルを使用。

医院外壁改修-藁スサ
藁スサの混入をしました。いい表情です。

今回は、屋根、軒天、樋、笠木、土台水切も一緒にやり替えました。

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ラベル:リフォーム
posted by らいあ at 18:34| Comment(0) | リフォーム | 更新情報をチェックする