2016年11月29日

廃材ポリスチレンフォームを、サンドペーパーの芯ブロックに利用

前回の記事で、ポリスチレンのブロックが出てきていますが、
これは建築工事で出てくる廃材を利用しています。
実際に使っている商品は、「ミラフォーム」という商品名で、
断熱材として使用しているものです。
材種名は「押出法ポリスチレンフォーム」で、
種類は、3種b-厚50mmというものが殆どです。
何処に使うのかというと、主に基礎工事の時の土間の内側の断熱、
基礎断熱による基礎外周立上り部分の内側及び底盤部分で、
省エネ基準を満たすには、密度の高い3種の50mm厚以上を使わなけばならず、
必然的にこの材種・厚みの切れ端などが発生します。
「押出法ポリスチレンフォーム」には、他の商品名の物もあります。
有名なのは「スタイロフォーム」で、製品自体は水色をしています。
それから「カネライト」という商品があり、極淡いオレンジ色というか、
肌色のような感じの色をしています。
この「ミラフォーム」は薄い緑色をしていて、パッと見ただけでどの製品なのか
直ぐに見分けがつきます。
建築の現場では断熱材として利用されていますが、
色々な所でいろんな使い方がされています。
発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)に近いですね。
それで、このポリスチレンフォームの切端の使い道として、
よく使用しているのが、手がけサンドペーパーの芯ブロックです。
約A4サイズの空研ぎサンドペーパーを1/4に切って、
それをぐるっと回して丁度の大きさにポリスチレンフォームをカットします。
カッターナイフで簡単に切れます。
張り始めと貼り終りの1面に両面テープを貼ってサンドペーパーを取付けます。
これをたくさん作っておくと便利です。
ポリスチレンフォームの適度な硬さが、塗装前の木地の処理などには当たりがいいです。

PB280040 (2304x1728).JPG
現場で捨ててしまう、ポリスチレンフォームの切れ端です。

PB290048 (2304x1728).JPG
市販の空研ぎサンドペーパーを4分の1にカットしたもの。これくらいが持ちやすい。

PB290049 (2304x1728).JPG
サンドペーパーの芯に使えば、木地処理などに便利です。
posted by らいあ at 22:51| Comment(0) | DIY・クラフト | 更新情報をチェックする
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